.NET Micro Framework の始め方 - Again
※ 最新のインストール方法はこちらへ⇒https://blogs.msdn.com/b/hirosho/archive/2014/10/18/howtoinstallnetmfgadgeteersdkonvs2013.aspx
※2014/10/20現在
先週のde:code キーノート、それから、私のIoTセッションで紹介した、超小型組込み機器向けオープンソースファームウェアの.NET Micro Framework/Gadgeteerに関する投稿です。
このブログの昔の方にも書いてはいるのですが、改めて、「始めたいぞ、このや…」(by 〇ニー〇ニーチョ○〇ー風)と云う方向けに、2014/6/4現在の始めるとっかかりを紹介しておきます。
先ず開発環境ですが、
Visual Studio 2012 有償版…か、
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=34673 からVisual Studio Express 2012 for Windows Desktop をダウンロードしてインストールしてください。
そして、
を開いて、右側のdownloadボタンをクリックし、SDK.zipをダウンロード&解凍してください。中に入っている、MicroFrameworkSDK.msi をダブルクリックします。
.NET Micro FrameworkのSDKのインストールはこれでお終いです。後は、VS2012を起動して、ファイル→新規作成→プロジェクトで、C#、もしくは、Visual Basic の下のMicro Frameworkの、Windows Application、もしくは、Console Application でプロジェクト作成で開始できます。
ついでに、https://agentwatches.com/ からAGENT SDKもダウンロードしてインストールしておきましょう。全てプログラマブル可能な、スマートウォッチ用のプロジェクトテンプレートやエミュレータが使えるようになります。
次に、.NET Gadgeteerの準備です。
https://www.ghielectronics.com/support/netmf/sdk/11/netmf-and-gadgeteer-package-2014-r1
で、 NETMF and Gadgeteer Package 2014 R1.zip をダウンロード&解凍して、中に入っているSetup.exeを実行して全部インストールしてください。(ユーザー登録が求められるので、登録してくださいね)
※既に、netmf-and-gadgeteer-package-2014-r2-beta-1.exeという最新バージョンがありますが、現在、限定的なボード対応の為、安定している古いバージョンを使ってください。
.NET Gadgeteer のSDKのインストールはこれでお終いです。
Visual Studio 2012のプロジェクトテンプレートに、Gadgeteerが追加されアプリの開発開始の準備が整いました。
あとは、作りたいものに合わせて、
https://www.ghielectronics.com/catalog/category/265
のCPUボードを選び、
https://www.ghielectronics.com/catalog/category/275
で、使いたい、センサーや制御モジュールを選び、GHI Electronics 社の日本代理店のサイト、https://tinyclr.jp/ で購入します。
まずは、https://blogs.msdn.com/b/hirosho/archive/2014/02/17/internetofthingshandson.aspx のハンズオンあたりから始めてみてくださいね。