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IT を活用した開発とテスト: クラウドの開発環境とテスト環境

このポストは、9 月 21 日に投稿された Dev-Test Starts with IT: Cloud development and test environments の翻訳です。

実に開発者の 65% が「開発とテストに必要なリソースを集めるのは面倒で時間がかかる」と言っていますが*、必ずしもそうとは限りません。

このブログ シリーズでは、マイクロソフトのクラウド サービスを利用して開発/テスト環境をセットアップする方法について説明します。マイクロソフトのクラウドを利用すれば、これまでのように数時間から数日間も費やすことなく、数分という短時間でテスト/開発環境をセットアップすることができます。

 
一貫性のある開発/テスト環境を従来の物理環境で構築する場合とは異なり、クラウドを利用すれば所要時間もコストも低く抑えることができます。

クラウドのリソースは経済性と利便性に優れているだけでなく、スピードという点でもメリットがあります。たとえば、Microsoft Azure には開発/テスト環境を完全にプロビジョニングし管理するために必要なリソースがすべてそろっているため、仮想マシンのプロビジョニングをわずか数分で完了することができます。つまり、これまでかけていた数日、数週間という作業期間が大きく短縮されます。また、この仮想マシンは必要なだけ数を増やすことができますし、それをネットワーク化して開発者に割り当てることもできます。さらに、実際の使用シナリオを運用環境規模で複製して、リリース前に問題を検証し解決することもできます。このため、推測に頼る必要がなくなります。

また、Azure で開発やテストを行うことは、チームで共同作業を行うことを考えた場合にも便利で、環境をアジャイルに管理できます。利用状況のデータをリアルタイムに得られるため、コンピューティング リソースや使用率を視覚的に制御できます。つまり、無駄を極力省き、制限の設定変更やコスト管理を迅速に行うことができるのです。Azure はリソースを使用した分だけ支払う従量課金制のサービスであるため、需要に応じてスケールを拡大縮小させ、無駄なコストを抑えることができます。

今お持ちのアプリや既存のスキル、専門知識を、マイクロソフトとオープン ソースが提供するアプリや OS の幅広いサポートによって、最大限に活用できるようにしましょう。Azure なら、System Center や PowerShell スクリプトなど、お客様のお好みのツールを使用して、テスト/開発環境のプロビジョニング、展開、管理をさらに簡単に行うことができます。

このシリーズの次回の記事では、開発/テスト用のリソースに VM を使用する方法について説明します。どうぞお楽しみに。

Azure の無料評価版はこちらから試用できます。

Azure の開発/テスト環境の詳細はこちらをご覧ください。

 

*出典: ホワイト ペーパー『Business Case for Test Environment Management』、Cognizant