Silverlight 2を公開しました
お待たせいたしました。10/14(日本時間)、Silverlight 2 ランタイム正式版を公開いたしました。6月にリリースしたベータ版をご利用になっている方は、ぜひこちらをダウンロードしてお使いください。https://www.microsoft.com/silverlight から入手可能です。
尚、正式版をインストールする前に、必ずベータ版をアンインストールしてください。
10/10に開催した弊社イベントMIX—Silverlight Day では、各種セッションやデモンストレーションを通じてSilverlight 2の機能をご紹介させていただきました。会場に足を運んでくださった方も多数いらっしゃるかと思いますが、お越しになれなかった方のために、ここで Silverlight 2 の新機能について簡単にご紹介させていただきます。
Silverlight 2 の新機能
● デジタル著作権管理(DRM)機能のサポート
次世代 DRM 技術、Microsoft PlayReady (TM) を基盤とし、Silverlight におけるデジタル著作権管理を行う Silverlight DRM を実装しました。
Yahoo Japan 運営の Major.jp(https://mlb.yahoo.co.jp/streaming/) は、Silverlight DRMを用いた世界初のサイトです。
● Deep Zoom
Deep Zoomとは、巨大な画像を高速に表示しインタラクティブに操作するテクノロジーです。
ハードロックカフェの記念サイト(https://memorabilia.hardrock.com/)では、Deep Zoom の実際例をたくさん見ていただくことができます(閲覧には Silverlight 2 のインストールが必要です)。
● .NET Framework との互換性と基盤クラスライブラリのサポート
.NET Framework との互換性を有し、データアクセス機能、ローカルデータキャッシングおよびストレージ、インプット・アウトプット(IO)パフォーマンスなどが提供されています。
● 各種コントロールのサポート
データグリッド、リストボックス、スライダー、カレンダーなど標準で40種類以上のコントロールを装備しています。
● ネットワーク処理
標準でREST、WS*/SOAP、POX、RSS、および標準的な HTTP サービスの呼び出しをサポートしています。
尚、Silverlight 1.0 との互換性についてですが、Silverlight1.0 で構築されたアプリケーションは、Silverlight 2 のランタイム上で稼働させることができます。 但し、Silverlight 2 のBeta版で開発されたアプリケーションは、Visual Studio 2008 SP1 用 Microsoft Silverlight Tools (RC0) を使って、再コンパイルする必要がありますのでご注意ください。
Visual Studio 2008 SP1 用 Microsoft Silverlight Tools (RC0) は、以下からダウンロード可能です。