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Dynamics CRM 2015 設置型 PowerShell 新機能紹介

みなさん、こんにちは。

今日は管理者向けの情報として、Microsoft Dynamics CRM 2015 設置型で利用できる
PowerShell コマンドより強化されたコマンドと追加されたコマンドを紹介します。

コマンド一覧は以下の URL をご覧ください。
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn833081.aspx

強化されたコマンド

Remove-CrmOrganization
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn833057.aspx
Dynamics CRM 組織を削除します。今回のバージョンでは DetachDatabase オプションが
提供され、組織削除時に同時にデータベースをデタッチする事が出来るようになりました。

Import-CrmOrganization
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn833059.aspx

Dynamics CRM 組織をインポートします。今回のバージョンでは UserMappingMethod
オプションでユーザーのマッピングを指定できます。

新規に追加されたコマンド

Add-CrmDatabase
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn833078.aspx
Dynamics CRM 組織データベースをバックアップまたはデタッチされたファイルより
追加します。

Get-CrmOrganizationUserMap
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn833071.aspx

組織のインポートで利用できるユーザーマッピングの情報を取得します。結果は画面
に出力するほか、ファイルに保存が可能です。

Get-CrmMonitoringResult
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn833074.aspx

Microsoft Dynamics CRM Monitoring Service がモニターしている情報の結果を取得
することができます。モニタリングサービスについては別途詳細を紹介します。

まとめ

PowerShell は管理の自動化に欠かせないツールですので、是非積極的にご利用ください。

- 中村 憲一郎