Freigeben über


Visual Studio 2013 RTM と TypeScript について

Visual Studio 2013 の RC 版には、TypeScript の 0.9.1.1 があらかじめ含まれた形でリリースされていました。しかしながら、先週リリースされた Visual Studio 2013 RTM 版では、TypeScript プラグインを別途インストールする形に変更になっています

参考: TypeScript and the Road to 1.0 : TypeScript Blog

Visual Studio 2013 RTM 版をインストールした後、「新しいプロジェクト」-「TypeScript」と見ていくと、下記のように「最新の TypeScript for Visual Studio のインストール」と書かれた状態となっています。

image

このまま OK ボタンを押すと、ローカルファイルとして Visual Studio とともにインストールされている html ファイルがブラウザで表示され、そこから最新版 TypeScript for Visual Studio のダウンロードサイトへ移動できるようになっています。(今日現在での最新バージョンは 0.9.1.1)

image

※ TypeScript for Visual Studio のダウンロード ページ

image

※ TypeScript インストール後の「新しいプロジェクト」ダイアログの TypeScript テンプレート

image

このように、あえて Visual Studio の製品には組み込まないで、別途ダウンロード&インストールをするようになっているのは、ユーザーが使用する段階での最新版をお使いいただけるように考慮されているものと思われます。加えて、1.0 リリースまでにはもう少し時間が必要ということもあるでしょう。1.0 が RTM に間に合えば、もしかしたら最初から製品版に組み込まれていたかも(?)しれません。。。

という訳で、TypeScript 1.0 を楽しみに待ちましょうー。

※ 参考情報 ※