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ASP.NET MVC 4 ロードマップ

そろそろ ASP.NET MVC 4 の RC や RTW/RTM の足音が聞こえてきている今日この頃です。

既に Beta リリースで、いろいろな機能をお試し頂いている方も多いかと思います。私もこのブログや書籍などで、MVC 4 の新機能についていろいろと触れてきました。

Beta リリース以降、さらなる機能実装などが進み製品としての方向性も固まり、ASP.NET MVC 4 ロードマップが更新されました。

ASP.NET MVC 4 ロードマップ(英語)

Beta 版からの一番大きな変更としては、下記の 2 つの機能が ASP.NET MVC 4 には搭載されなくなったことです。

  • Single Page Application (SPA)
  • Recipes (レシピ機能)

でも、”なーんだ、、、残念” と思わないでくださいね。これらの機能は ASP.NET MVC 4 のリリース以降に NuGet を通しての利用が可能になると思われます。(SPA については、こちらのブログポスト “Single Page Application のアップデート パッケージ” でご紹介した通りです)

製品に最初から含めるべきベースとなる機能と、それ以外の機能で、より精査がすすんだ形となります。

NuGet を通して提供するメリットとして、開発者のみなさんがプロジェクト毎に使う機能を選択できる点や、NuGet パッケージの提供側としては、アップデート版の配布が容易になる点などがあげられます。

特に SPA においては、依存関係を持つ JavaScript などが多くなることもあるので、NuGet での提供の方が適しているのでしょう。

ASP.NET MVC 4 製品版には搭載されなくなったとはいえ、この Single Page Application のベースとなる Single Page Architecture といった考え方・アプリケーション構成は、これからの Web をベースとしたアプリケーション開発には非常に重要ですので、ぜひおさえておいてください。

書籍「プログラミング ASP.NET MVC」(詳細はこちらのブログポスト “書籍「プログラミング Microsoft ASP.NET MVC」発売します” をご参照ください) では、SPA と Recipes についても MVC 4 新機能として触れていますが、執筆時点では書かざるを得なかったということでお許しを・・・w