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一般法人および教育機関向け Office 365 に Sway をリリース、サポート言語も拡大

(この記事は 2015 年 5 月 4 日に Office Blogs に投稿された記事 Sway is coming to Office 365 for business and education and adding more languages の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

2014 年 10 月、Office ファミリの最新アプリとして Office Sway を全世界でリリース (英語) しました。Sway は教育機関や企業、そしてプライベートでもさまざまな方法で活用されており、たいへん刺激を受けています。Sway の洗練されたインタラクティブな Web ベースのキャンバスで各種マルチメディアを駆使することですばやくアイデアを形にして共有できると、世界中のお客様から喜びの声が寄せられています。プレ ビュー期間中には、お客様のご意見を伺い、その内容を参考にして Sway の方向性を定めるという重要な取り組みを行いました。マイクロソフトは過去数か月間、皆様のフィードバックに基づいて大幅な機能強化を行っており、この製 品はまさにお客様とマイクロソフトの合作と言えます。もちろんまだまだ改善の余地はありますし、フィードバックも引き続き受け付けております。ぜひご意見 をお聞かせください。そしてこのたび、多くのご要望にお応えして、一般法人および教育機関向けの Office 365 をご利用のお客様に向けて Sway の提供を開始することとなりました。

今月末の先行リリース で Sway を Office 365 ユーザー向けにロールアウト

Sway は「洗練された本格的なデザインのインタラクティブ コンテンツを簡単に作成、共有できる」ことを目標として、プロフェッショナルや教職員、学生にとって非常に魅力的なツールとなるように設計されています。実際、プレビュー期間中には多くの教育機関で Sway がクリエイティブに活用されていました。また、リアルタイムの共同編集インタラクティブなグラフの作成、Excel のグラフなどの Office ドキュメントの埋め込み (英語) といった企業や教育機関のお客様に役立つ機能を追加すると同時に、Sway の基本的なエクスペリエンスをより緊密に連携させ、スムーズに活用できるように強化しました。

Sway は今月中に一般法人および教育機関向け Office 365 の資格情報をサポートする予定です。つまり、対象となる* Office 365 サブスクリプションをお持ちのすべてのお客様にご利用いただけるようになります。Office 365 向け Sway は、まず先行リリース プログラムの 参加者にリリースされ、その後数か月の間に対象となるすべての Office 365 ユーザーに順次適用されます。Sway for iPhone の次期更新版と Web 版の Sway には、一般法人および教育機関向け Office 365 のアカウントでログインできるようになります。

間もなく Sway には一般法人および教育機関向け Office 365 のアカウントでログインできるようになります。インターフェイスは提供開始時までに変更される可能性があります。

Office 365 版 Sway とコンシューマー (マイクロソフト アカウント) 版 Sway の違い

Office 365 版 Sway では、コンシューマー版 Sway と同様に基本的な機能が提供され、洗練された魅力的かつ本格的なインタラクティブ レポートやプレゼンテーション、授業用コンテンツを簡単に作成し、あらゆるデバイスで見栄えよく表示させることができます。Sway は、マイクロソフト アカウントでログインする場合も、一般法人および教育機関向けの Office 365 アカウントでログインする場合も、同じルック アンド フィールで作成でき、また、使用方法を問わずデジタル デザイン アシスタントして機能します。ただし、Office 365 アカウントでログインした場合には、以下のように若干異なる点があります。

  • [Insert] タブのコンテンツ ソースを Office 365 向けに最適化 — Office 365 ユーザーがマルチメディア コンテンツをアプリ内に簡単に取得するためにはどのソースにアクセスできるようにすべきかを評価しています。たとえば、コンシューマー向け OneDrive を OneDrive for Business に、Facebook を Delve に変更する予定です。今後も皆様のフィードバックを参考に、Office 365 版 Sway のソースを最適化してまいります。
  • Sway は既定で組織外には非公開 — Office 365 では [Share] ボタンの下に 4 つ目のオプションとして [My organization] が追加されます。このオプションが選択されている場合、ユーザーが Sway を閲覧するには組織から提供された資格情報でログインする必要があります。Office 365 版で作成した Sway はすべて既定で [My organization] が選択されています。共有設定で [People with the link] または [Public] を選択すれば、外部ユーザーに Sway (製品パンフレット、ニュースレター、クラスの研究課題など) へのアクセスを許可することが可能です。
  • コンシューマー向けソーシャル ネットワークへの意図しない共有を防止 — Office 365 のお客様から「企業コンテンツを意図せずコンシューマー向けソーシャル ネットワークに共有してしまう事態を回避したい」というご要望があり、これを受けて製品上部に表示されていたソーシャル ネットワークへの共有ボタンを廃止しました。たとえばマーケティング担当者が自社のパンフレットを公開するなど、企業コンテンツをソーシャル メディアに共有したいときには、共有レベルを [People with the link] または [Public] に変更して、ソーシャル ネットワーク上にリンクを直接貼り付けます。
  • Office 365 管理者がエクスペリエンスを制御 — リリース時には、管理者に Sway サービスの無効化や組織レベルでの外部共有の無効化といった基本的な制御機能を提供します。マイクロソフトは引き続き、管理者のご要望を理解し対応してきた豊富な経験を活かして、管理者による制御機能を拡充していく予定です。

一般法人および教育機関に推奨される Sway の活用方法

プロフェッショナルは Sway を使用することで、魅力的で目を引くインタラクティブなレポートやプレゼンテーションなどを簡単に作成でき、業務時間を節約できるようになります。また、 Sway で作成したコンテンツはどのような種類のデバイスに切り替えても忠実に表示させることができます。たとえばマーケティングの計画とキャンペーン (英語)ブログ (英語)、提案書や営業用資料、プロジェクトの計画と最新情報 (英語)パンフレット/デジタル フライヤー (英語)ニュースレター (英語)週次/月次/四半期/年次レポート (英語)、研修マニュアルなどを作成できます。Sway があれば、スマートフォンでは読みにくい退屈な PDF はもう要りません。

教育機関では、教員の皆様が Sway を活用してインタラクティブな授業用コンテンツや学習ガイド (英語)校外学習レポート (英語)、宿題、クラスの研究課題のまとめ (英語) などを作成・共有し、生徒の学習意欲に働きかけています。こうしたコンテンツは保護者にも簡単に共有可能です。また、多くの教員が指導のベスト プラクティス (英語) を Sway で文書化して、同僚に共有しています。生徒も Sway を活用することで、斬新な方法でレポート (英語) や宿題、研究課題、学習資料、作品集 (英語) を作成し、楽しみながら積極的に学習できるようになります。

今四半期中に Sway はさらに多くの言語をサポート

プレビュー期間中、Sway.com は世界のどこからでもアクセス可能だったため、英語以外の言語でも多数のすばらしい Sway が作成されました。しかし、これまで Sway のユーザー インターフェイスは英語しかサポートしていませんでした。マイクロソフトでは世界各地の言語で提供したいと考えており、このたび今四半期中に Sway.com および Sway for iPhone ではさらに多くの言語のバージョンがサポートされることとなりました。コンシューマー、一般法人および教育機関の Office 365 ユーザーにご利用いただけるようになります。まずはオランダ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ポルトガル語、スペイン語をサポートし、順次 追加していく予定です。

今四半期中にユーザー インターフェイスのサポート言語を追加する予定です。

引き続き Sway の機能拡充に取り組んでいきますので、ぜひ皆様のご意見をお聞かせください。本日の発表内容により、世界中でさらに多くの組織のユーザーに Sway が提供されるようになります。皆様に Sway をご利用いただくのを楽しみにしています。

Sway チーム (@Sway)

 

*Sway は以下の SKU のサブスクリプション契約を締結しているお客様に提供されます (まずは先行リリース プログラム参加者から提供を開始します)。
Office 365 E4、Office 365 E3、Office 365 E1、Office 365 ProPlus、Office 365 Business、Office 365 Business Premium、Office 365 Business Essentials、Office 365 OneDrive for Business、Office 365 Small Business、Office 365 Small Business Premium、Office 365 Midsize Business、Office 365 EDU E4、Office 365 EDU E3、Office 365 EDU E1、Office 365 EDU ProPlus

 

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