新しいLync Online: まるで同じ部屋にいるかのよう
(この記事は Microsoft Office 365 Blog ブログ に 2013 年 3 月 7 日に投稿された記事の翻訳です)
先月開催されたMicrosoft 史上初のLync カンファレンスの席上、マイクロソフトコーポレーションSkype部門プレジデントのTony Batesは、「Microsoftのゴールは、リビング ルームからボードルームへ、コミュニケーションを再び人間味あふれるものにすることである」とお話しました。
私達のコミュニケーションは、人を最優先にする必要があります、とTony Bates は言いました。人がコミュニケーションしたいときに、したいようにできる必要があります。コミュニケーションはシンプル、便利、しかも自然でなければなりません。
新しいLync Online のご紹介
新しいLync Online は、仮想会議をまるで同じ部屋にいるかのようにシンプル、便利、自然にすることで、Tony Bates が示した方向へ大きな一歩を踏み出しました。
新しいLync Online によって技術は、Lync 会議として知られるオンライン会議で、ほとんどの対面ビジネス コミュニケーションに取って代われるほどになりました。 エンタープライズですぐにご利用いただける統合コミュニケーション プラットフォームとして、Lync Onlineは、インスタント メッセージング (IM)、ビデオ通話、オンライン会議、電話を通して、ユーザーにデバイスとプラットフォームの枠を超えて、同僚と接続することを可能にします。
Lync Online は、高精細 (HD) ビデオ会議機能を提供します。会議参加者は、同時に最大5人まで他の参加者を見ることができ、現在の話し手が誰かを確認し、顔と名前を関連付けることができます。Lyncには、議論中の話題によって発表者がビジュアル プレゼンテーションを最適化できる直感的な制御機能も備わっています。
ユーザーは、チャット セッションから素早くLync の中で、複数人が参加可能なHD ビデオを使うLync 会議へ移動することができます。会議エクスペリエンスの中で、ノートを取るのと合わせて、コンテンツを共有したり、送ったりできます。参加者は、議論のポイント明確化やブレインストームにホワイトボード機能を使えます。Lync は1つの会議に参加者250人までサポートしています。会議は、後で再生するため録音もできます。Lync の機能を活用して、組織や機関では、会議の予定を立てたり、授業を企画したりできます。
ユーザーは、出先でデバイスとプラットフォームの違いを超えて、簡単に会議を開くことができます。Lync Online はタッチに最適化されており、Internet Explorer、Firefox、Safari やChrome といった様々なブラウザからアクセスするためのLync Web App も含まれています。 あなたのお客様がLync を持っていなくても、問題はありません! 参加者用フリー クライアントをダウンロードして会議に出席することができるのです。
さらに、Lync Online はまもなく、人気のビデオ チャット サービスSkype と統合されます。ユーザーは、プレゼンス情報、IM、オーディオ、ビデオ会議を使って何億もの人とコミュニケートできるようになります。Skype との統合は、B2Cコミュニケーションにとって、全く新しいコミュニケーションの扉を開くのです。
Lync Online: より良い会議で、生産性向上
一言で言うと、Lync Online は最先端の技術です。Lync Online を使うお客様は、Google Talk とGoogle+ Hangouts を使うより非常に多くを得ることができます。全てをLync Online は、さらに優れたプロダクティブな組織へ転換します、あなたの社員やお客様がどこにいようと関係ありません。
では、Lync Online は、Google の提供する機能より優れたエクスペリエンスを、どのように提供するのでしょうか?
- Lync と異なり、Google Talk は組織が使っている既存のテレフォニー サービスとの統合ができません。
- Lyncユーザーは、アドレス帳で人を検索できますし、スキルに基づいて人を検索することもできます。Google Talk の検索は、アドレス帳と統合されてなく、スキルや能力に基づいて人を検索することはできません。
- Lync ではオンライン会議に250人まで参加できますが、Google+ Hangouts では15人までに制限されます。
- Lyncユーザーは、参加者を削除することができます。一方、Google+ Hangouts は参加者をブロックできるだけで、それも他の参加者全員そうしたときにのみ実現可能です。
- Lync ユーザーは組織の内外を問わず、また相手側にLync がインストールされていなくても、他の人とコミュニケーションできます。一方、Google+ ユーザーは、Google+ を使う他のユーザーとビデオを通して交信できるだけです。
- Lync にはホワイトボードが組み込まれていますが、Google+ Hangouts ではホワイトボードを使うために別のアプリケーションをインストールする必要があります。
- Lync とは異なり、Google+ Hangouts には高精細ビデオはありません。
- Google+ Hangouts で使われるアプリケーションは、タブレットやモバイル デバイスでサポートされてなく、ユーザーの生産性を制限しています。
- Google+ Hangouts はSkype との統合を提供していません、Skype は世界で2億5千万人以上に利用されています。
- Lync は帯域幅状態の変化に自動で適応しますが、接続の弱い地域でGoogle+ Hangouts を使い続けるにはユーザーが帯域幅スライダを動かす必要があります。
新しいLync Onlineは史上最高
新しくなったLync Online は、レビュー担当者から高い評価を得ました。InfoWorld のDoug Dineley は次のように言います「Lync Online はプレゼンス情報管理、音声とHD ビデオ会議、ライプ ドキュメントの共有を提供し、Lync をVoIP 電話に同期することもできます。 基本的にオンライン サーバーは、あなたが内部設置型サーバーでよく使っている機能の全てを、よりシンプルなフォーマットで提供します。」
CMS Wire のDavid Roe も同じ意見です。David はSharePoint、Lync、Exchange のクラウドベースのバージョンを「フル機能」と呼び、全てはエンタープライズの内外でユーザーのコミュニケーションとコラボレーション向上を目的とするビジネス使用のために改良されました。
同様に、IT Pro のBob Charlie は、新しくなったLync Online を 「Office 365 のどこでも仕事ができる精神によく当てはまるテクノロジ」と呼びます。新Lync Online は「Office 365 とうまく統合され、1時間に渡る会議も5分のチャットもできます」とBob は書いています。
直接会って話すように簡単
仮想会議を実行可能にするには、直接会って行う会議とちょうど同じ機能が必要です。新Lync Online は、オンライン会議を、同じ部屋にいるときとほとんど変わらないようにシンプル、便利、自然にすることで、その方向へ大きな一歩を踏み出します。
Redmond Channel Partner の書いた記事「Microsoft Lync が必携品リストに入る 」 では、 「インスタント メッセージングとプレゼンス情報は、これまでビジネスでは『あれば便利』な要件だったかもしれませんが、完全に繋がっている世界ではプロジェクト提案の『必携品』リストに入っています。」
Lync Online は単独のプランまたはOffice 365 の一部として購入できます。使ったことがないなら、ぜひお試しください。どうぞご意見をお聞かせください。