未来のプロダクティビティの世界
今回は、Microsoft Technology Center (MTC) の品川移転に伴いポストされました記事をご紹介いたします。
オリジナル記事:
https://blogs.technet.com/b/microsoft_japan_corporate_blog/archive/2012/04/11/3491426.aspx
皆さん、こんにちは。Officeビジネス本部の Roan Kang(ロアン カン)です。
待ちに待ったお花見シーズンが到来し、私も例外にもれず、先週同僚や友人と花見に出かけました。満開の桜の下に座り楽しい時間を過ごしていると、友人の一人の電話が急に鳴りました。取引先からの緊急の連絡だったようで、彼女は書類を確認次第すぐに連絡すると相手に答えると、オフィスにも戻らず、Windows® Phone上でExcel®ファイルを開き編集したのち、クラウド上へ保存しました。彼女に尋ねると、にっこり笑ってWindows PhoneやOfficeのクラウド製品のおかげでいつでもどこでも好きなように仕事ができると自慢気に答えました。
このような例をはじめ、Microsoft® Office 2010やOffice 365といった製品に対して、お客様やパートナー様から高い評価を頂いています。(Office 2010は全世界で毎秒一本のペースで販売されています) 昨年の東日本大震災以降、お客様の多くがBCPやリモートワーク、節電、リスク管理、セキュアデータバックアップなどの観点からOffice 365などのクラウドソリューションへ興味を示しており、Office 365は昨年6月の正式サービス開始後のわずか5ヶ月間で前製品に比べ10倍のスピードで顧客数が伸びています。
ここで素晴らしい事例を一つ紹介します。豊かな自然環境と観光資源に恵まれ、県内全域に光ファイバー網が敷設されるなど先進的な ICT 環境を有する一方、65 歳以上の高齢者が半数以上を占めるいわゆる「限界集落」が全集落の 35% 以上を占めている徳島県では、ICTを活用した庁内業務や遠隔地間コミュニケーションのためOffice 365 のMicrosoft Lync® Onlineを活用、クラウド型のビデオ会議サービスで拠点間を結ぶことで複数拠点での職員の移動に費やされる時間やコストを年間約160時間、約650,000円削減しています。さらに県内の限界集落再生のための首都圏企業のサテライトオフィス誘致でも成果を上げており、Lync Onlineが首都圏本社とサテライト オフィスを結ぶ役割を担っています。(事例詳細)
このような素晴らしい事例に触れるのは、まさに毎朝仕事への意欲が増す瞬間です。私たちはまだ、テクノロジによってもたらされる人々の仕事や生活におけるプロダクティビティの変化の途中にいます。マイクロソフトが研究・開発分野において注力している「ナチュラル ユーザーインターフェース(NUI)」では、Future Productivity Visionビデオにもあるように、人々があらゆるシーンで音声やジェスチャーでデバイスを操作し、さらに自由に効率よくコラボレーションやコミュニケーションを図っています。 これらの世界は遠い夢ではありません。本日、マイクロソフトテクノロジーを基盤としたITソリューションのデモ、ソリューション体験ができる「マイクロソフト テクノロジー センター(MTC)」を、品川本社オフィスへ統合し、新たに開設、運営開始しました。最新のデバイスやデモ環境による、ビジネスプロダクティビティ、フレキシブルワークスタイルといったシナリオを提供しています。