21Vianet の運用により Office 365 の一般提供を中国で開始
(この記事は 2014 年 4 月 18 日に Office Blog に投稿された記事 Office 365, operated by 21Vianet, becomes generally available in China の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)
ゲスト執筆者: Qi Lu (アプリケーション & サービス担当エグゼクティブ バイス プレジデント)
先日、上海中心部で開催された新製品発表イベントで、Office 365 の一般提供が 21Vianet の運用により中国国内で開始されることを発表しました。マイクロソフトは、中国で 20 年以上にわたり製品やサービスを提供しています。そして今回、21Vianet と築いてきた独自のパートナーシップを通じて、中国国内のデータ センターから Office 365 を提供できる運びとなりました。これは、先月発表された (英語) 21Vianet が運用する Microsoft Azure の一般提供開始に続く取り組みです。
マイクロソフトは、Office 365 の一般提供を開始することで、中国のお客様をご支援するための大きな一歩を新たに踏み出します。これにより、中国のお客様は、Office、Exchange Online、SharePoint Online、Lync Online といったクラウド生産性サービスや、Visio Pro for Office 365、Project Pro for Office 365 といった専門性の高いサービスをご利用いただけるようになります。
中国ではクラウド サービスの導入が急速に進んでおり、その一例として、上海市は 21Vianet が運用する Office 365 の早期導入プログラムに参加しています。上海市経済情報化委員会の主導により、上海市の複数の部署が効率の向上とサービスを重視した行政の確立を目的として、21Vianet が運営する Office 365 の高度な生産性機能を評価しています。
山西省でも、21Vianet が運用する Office 365 を IT インフラストラクチャのセットアップに使用し、西咸新区地域のさらなる発展を目指します。また、早期導入プログラムを利用している ICBC Leasing、Cigna & CMB、Dongfeng Renault、TCL の各社には、上海の新製品発表イベントにご参加いただきました。
この他に、教育機関でも Office 365 が活用されています。教育の現場では、教員と学生をつなぐ幅広い学習ソリューションを提供して、共同作業を活性化し、目標達成を支援します。また、マイクロソフトは中国最大の学術機関向けインターネット バックボーン プロバイダーである中国教育科研網 (CERNET) と新たにパートナーシップを結び、Office 365 を国内全域の大学に配信することも発表しました。CERNET は、国内 1,800 以上の大学、2,000 万人を超えるエンド ユーザーに Office 365 のサービスを提供することになります。CERNET では、CERNET メンバーの組織および 300 万人のユーザーに対して Office 365 テクノロジの展開、トレーニング、およびサポートを提供するチームを、マイクロソフトとのパートナーシップに基づいて来年中に作成する予定です。
Azure に加え、Office 365 が 21Vianet の運用により一般提供開始されることで、中国市場のお客様はマイクロソフトのパブリック クラウド サービスを最大限に活用することが可能になります。マイクロソフトでは、今後もこの取り組みをさらに推進してまいります。
- Qi