Windows Server 2012 R2 提供開始、Windows Azure 仮想マシンで利用可能に&クラウドサービスに対応 Guest OS を追加
少々遅くなりましたが、10月後半のアップデートをまとめていきます。
10/18(木) に Windows Server 2012 R2 が正式提供開始となり、Windows Azure でも各種対応がされています。
■ Windows Azure 仮想マシンに Windows Server 2012 R2 イメージ追加
Windows Azure 仮想マシンのギャラリーに Windows Server 2012 R2 (Preview 取れました) のイメージが追加され、利用できるようになっています。同日公開された SQL Server 2014 CTP2 インストール済みイメージも追加されています。
■ Windows Azure クラウドサービス Guest OS 4.x 追加
Windows Azure クラウドサービス の Guest OS に Windows Sercer 2012 R2 互換の 4.x が追加されました。
windowsazure.com > Windows Azure Guest OS Releases and SDK Compatibility Matrix
Windows Azure 管理ポータル から Guest OS ファミリー (Windows Server 2008, 2008 R2, 2012, 2012 R2互換) の指定、および 同一ファミリー内でのバージョン固定の有無を指定できます。
■ 自前の環境で Windows Azure をホストできる Windows Azure Pack を正式提供開始
社内環境など、ご自身の Windows Server 環境に Windows Azure のサービスをホストして利用できる Windows Azure Pack も正式提供となり、無償でダウンロードしてご利用いただけるようになりました。
Windows Azure Pack は Windows Server+System Center による環境にインストールでき、Windows Azure 仮想マシン、Webサイト、サービスバスを作成、利用できる環境が提供されます。
■ メモリ集中型インスタンスを値下げ
Windows Azure 仮想マシン および クラウドサービスで提供されている、利用できるメモリを増強したインスタンス、メモリ集中型インスタンス (A5~7) の価格が 2013 年 11 月から最大 22% 引き下げとなることが発表されました。
Windows Azure Team Blog > Announcing Availability of Windows Server 2012 R2 in Azure Image Gallery & Reduced Instance Pricing for Windows Azure (→ 日本語訳)
ScottGu's Blog > Windows Azure: Announcing Support for Windows Server 2012 R2 + Some Nice Price Cuts
ScottGu's Blog > Windows Azure: Backup Services Release, Hyper-V Recovery Manager, VM Enhancements, Enhanced Enterprise Management Support