岡山県とマイクロソフト、大規模災害時のクラウドによる支援協定を締結
岡山県とマイクロソフト米国本社は、大規模な災害が発生した際、マイクロソフトがクラウド技術を活用して提供可能な支援を行う「災害時に関する協定」を締結しました。マイクロソフトと自治体と災害時支援を行う協定締結は世界初となります。岡山県は合わせて日本マイクロソフト株式会社と「災害時に関する協議書に関する合意書」を締結、災害発生時の行政基盤と情報発信力を強化します。
具体的には、大規模災害発生時に、岡山県や関係機関の情報発信源となる Web サイトをWindows Azure を活用して増強する他、Office 365 によるメール / 掲示板・ポータル / オンライン会議などを通じて、岡山県職員間や外部関係者が情報共有、連絡、連携を円滑に行うことができる環境が提供されます。また、Windows Azure でサービス提供中の緊急連絡サービス (日本デジタルオフィス株式会社「Coco-do」) により、職員の安否確認を行います。
岡山県は「おかやまIT戦略プログラム」と呼ばれる IT 戦略を策定しており、幅広い分野で IT を有効活用し、業務の効率化やコスト削減を行うことを掲げています。その IT 戦略の一つの柱として「災害に強い安心安全なネットワークの構築」が挙げられており、IT インフラにおける災害対策の強化を行っています。
Microsoft News Center > 岡山県が「災害に強い情報システム、ネットワークの構築」のため、マイクロソフトと世界初の『災害時に関する協定』を締結
岡山県 > マイクロソフトコーポレーションとの「災害時に関する協定書」の締結及び日本マイクロソフト株式会社との「災害時に関する協定書に係る合意書」の締結について