Excel 2010 のデータ視覚化機能
Excel チームが Excel 2010 のデータ視覚化の領域において、いくつかの強化を行い、 Excel チーム ブログに多くの詳細情報を投稿してきました。最初に、Excel チームはスプレッドシートを拡張するために使用できる視覚化の機能として、スパークラインを追加しました。
「私たちのチームでは、Excel 2010 に、"視覚効果が高く、シンプルで、文字と同じくらい小さく表示できるグラフィック" であるスパークラインを実装しました。スパークラインについては、発明者の Edward Tufte 氏がその著書『Beautiful Evidence』で説明しています。スパークラインは報告されている数字に意味とコンテキストをもたらすことに役立ち、グラフとは異なり、説明の対象に埋め込まれるように作られています...」
データ バーとアイコン セットが、重要な顧客のフィードバックに対処するために拡張されました。 データ バーに対する最も大きな要求の 1 つは、負の値のデータ バーでしたが、Excel 2010 で実装されています。
「Excel 2010 に負の値のデータ バーを導入しました。これは、負の値が含まれるトレンドの分析に役立てることができます。既定では、範囲内に大きな正の値がある場合に小さな負の値はセル長の半分を占めないものとして軸の位置を決定します。必要に応じて、軸の位置をセルの真ん中に指定できます。」
グラフにも強化点があり、特に、パフォーマンスとグラフのレンダリングに関するものです。
「今日の記事では、パフォーマンスに影響するグラフの重要な強化点の一部について概要を紹介します。Office 2007 では、Office のグラフで使用されるグラフィックス エンジンが、より複雑なレンダリングをサポートできるものに置き換えられました。この変更のマイナス面は、Office 2003 に関連する特定のシナリオにおいてパフォーマンスが下がることでした。たとえば、Office 2007 では、サポートされているアンチエイリアシングによって滑らかな線でグラフを描画できますが、スムージングの計算には時間のかかる複数のレンダリング パスが必要です。Office 2010 での最優先事項の一つはグラフのパフォーマンスを向上することでした。」
スパークライン、条件付き書式設定、およびグラフに関する Excel ブログ投稿の完全な一覧は、次のとおりです。
Sparklines in Excel (Excel でのスパークライン)
Adding Some Spark to Your Spreadsheets (スプレッドシートへのスパークの追加)
Formatting Sparklines (スパークラインの書式設定)
Sparkline Axis Options (スパークラインの軸オプション)
Sparklines – Lining Up the Points (スパークライン - 点の整列)
A Sparkline Trick - Using the Horizontal Axis as a Reference Line (スパークラインのヒント - 横軸を基準線として使用)
One More Sparkline Trick (その他のスパークラインのヒント)
Icon Set Improvements in Excel 2010 (Excel 2010 でのアイコン セットの強化点)
Data Bar Improvements in Excel 2010 (Excel 2010 でのデータ バーの強化点)
More Conditional Formatting Features in Excel 2010 (Excel 2010 でのその他の条件付き書式設定の機能)
The DisplayFormat OM (DisplayFormat OM)
Chart Object Model in Word & PowerPoint (WORD と PowerPoint でのグラフ オブジェクト モデル)
Improvements to Chart Performance (グラフのパフォーマンスの強化点)
More Charting Enhancements in Excel 2010 (Excel 2010 でのその他の拡張機能)
これらの投稿もぜひご覧ください。
Posted: Friday, September 04, 2009 11:59 PM by OffTeam
これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、https://blogs.technet.com/office2010/archive/2009/09/04/data-visualization-features-in-excel-2010.aspx をご覧ください。